メニューを開く  メニューを閉じる
2017/03/01 日比谷ステーション法律事務所の弁護士名を騙った詐欺にご注意ください
Google+
ブログブログ

「労働関係訴訟の実務」~労働事件の経験の深い裁判官が執筆する1冊~

2014.10.16

増えている労働問題の助けになる一冊

昨今,残業代請求やパワハラ,解雇無効など,労働案件にまつわるご相談が増えています。

労働案件の相談があったとき,私が必ず確認する本がこの1冊です。

労働関係訴訟の実務

image rodo
「労働関係訴訟の実務」

「労働関係訴訟の実務」は,労働事件の経験の深い裁判官が,労働関係訴訟において重要な30の重要論点について,裁判所での最近の実務上の運用,判例の考え方をベースに解説する本です。

労働関係の本は数多くありますが,この本が特別なのは,「東京地裁労働部に現に勤務するかまたは過去に勤務したことがある裁判官」が執筆しているという点です。

労働部の裁判官は,信じられないような件数の様々な労働事件を処理しており,労働事件のプロ中のプロといえる人達です。ちなみに,この本を編著する白石哲裁判官は,つい最近まで東京地裁民事第11部(労働部)の部総括判事をされていました。

労働事件を大量に扱った裁判官ならではの視点から,各重要論点の問題点やそれにまつわる判例等を紹介しています。

労働審判や労働関係訴訟では,最後に判断を下すのは裁判官ですので,裁判官がどのような視点でこの事件を扱うのか,裁判官が証拠として重視しているのは何かを知ることができるこの本は,労働案件を扱う弁護士にとって大変有用な本といえます。

また,この本のすばらしいところは,全ての論点について,「労働者側の主張立証上の留意点」と「使用者側の主張立証上の留意点」が書かれているところです。

ここを読めば,依頼者の方からどのようなことを聴取すればよいか,また,どのような資料を収集すればよいのかがわかります。

労働関係で悩まれた場合にはぜひこの本を参照されてみてはいかがでしょうか。

ただ,法律を学ばれていない方にとってはかなり難解な内容ですので,労働案件で悩みを抱えていらっしゃる方は,ご遠慮なく当事務所にご相談下さい。

労働関係訴訟の実務 (裁判実務シリーズ 1) [AA]