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ブログブログ

幸福論

2014.08.08

先日実家に帰省した際,商店街で福引きをしていました。

対象店舗で買い物をしたレシートを抽選券として利用していたのですが,このような商店街が行う福引きにも,法律による規制があります。

 

景品表示法による制限

商店街の福引きで旅行券や家電製品などがもらえる場合,それらの賞品は「不当景品類及び不当表示防止法」(以下,「景品表示法」といいます。)に定める「景品類」にあたり,商店街の福引きは景品表示法の制限を受けることになります。

この景品表示法は,一般消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止を定め,一般消費者の利益を保護することを目的としています。

 

一等の景品がしょぼい?

まず,景品表示法の制限を受ける商店街の福引きでは,景品類の最高額を30万円以下としなければなりません。

また,景品類の総額は,福引きに係る売上予定総額の3%以下にしなければなりません。

中には,福引きで景品をもらえたにもかかわらず,「景品がしょぼい」と嘆く方もいますが,消費者の利益を守ることを目的とする法律の制限によりやむを得ない場合もありますので,主催者に文句を言うのはやめましょう。

私は,飴を1つもらいましたが,いまだに大事に家のどこかにしまってあります。

 

もっと福引きをやればいいのに?

また,上記のような商店街の福引きは,中元,年末等の時期において,年3回を限度とし,年間通算して70日の期間内で行うこととされています。

安易に「福引きをたくさんやって売上げを上げればいいのに」と言ってみても,そのような振興策をとることは出来ないのです。

 

商店街の復興

地方出身の私としては,シャッター通りを見るたびに,なんだか寂しさを感じます。

楽しく福引きに参加し,そこでの縁や楽しさを商店街に還元することで,地域の商業が盛り上がることを願います。